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エートス協同組合、宮城県名取市と災害協定を締結~放置・立ち往生車両をレッカー移動し、被災地の早期復旧復興に対応~

 エートス協同組合(拠点:埼玉県さいたま市、理事長:宮本 明岳(株式会社タウ 代表取締役社長))は12 月17日、宮城県名取市と「災害時等における車両の移動等に関する協定」の締結式を執り行いました。本協定は、災害時の迅速な道路啓開によって復旧活動に貢献することを目的としております。

左:宮城県名取市 山田 司郎市長
右:エートス協同組合 事務局 奥本 賢典(株式会社タウ 上席執行役員)

■災害協定の経緯と目的
 名取市では、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた経験を踏まえ、津波浸水想定や避難計画の見直し、浸水リスクの周知など、防災対策が進められています。大規模な自然災害が発生した場合、発災時には人命救助やライフライン復旧のために、緊急通行車両の通行を確保する道路啓開や被災車両の処分が重要となります。このたび協定を締結した名取市は、救援・救護活動に従事する車両の通行路の確保をはじめとする、発災時への備えの重要性を認識されていることから、有事の際の地域復興に寄与するべく協定締結へといたりました。 本協定では、名取市において迅速な救命・救出活動や緊急物資の輸送が行われるよう、当組合が被災車両のレッカー移動等によって放置車両や立ち往生車両等の移動を支援し、円滑な復旧に資することを目的としています。今後もエートス協同組合は名取市と連携を深めると共に、災害発生頻度が高いとされる地域に対しても、発災時の早期復旧・復興に貢献できるよう、活動を全国へ拡大してまいります。

・名取市 山田市長コメント
東日本大震災の経験から、市民の防災意識は非常に高まっています。エートス協同組合との協定締結は、有事の際に市民へ「安心を提供」できる体制の強化につながる意義深い取り組みです。今後は官民が連携し、迅速かつ的確な対応で市民の安心・安全の向上に努めてまいります。

・エートス協同組合 奥本コメント
名取市とは、有事の際以外でも防災訓練などで連携し、災害時には道路啓開を迅速に行うとともに、迅速な救命活動に貢献してまいります。今回の協定締結を通じて、被害の最小化と迅速な復旧に貢献するとともに、市民の安心につながる取り組みを進めてまいります。

■協定内容
(1)被災車両のレッカー移動による道路啓開
   市の管理する道路上で走行不能となった被災車両を、市の指定場所にレッカー移動し保管。
(2)車両所有者等の検索および車両処分等の支援
   車両の所有者や管理者からの問い合わせへの対応。
(3)自動車等の貸し出し
   乗用車および災害支援車等をレンタル。
(4)防災訓練時の参加協力
   市が開催する防災訓練への参加協力。

■エートス協同組合について
 ゼロ・エミッションに取り組み、人々が暮らしやすい地球環境の創造に貢献することをミッションとし、その想いに賛同した自動車関連企業で構成された協同組合となります。「災害支援」「環境保全」「人材の循環」に関して各社のリソースを活用した活動を通じ、地球規模での循環型社会を目指します。

■本件に関するお問合せ先
エートス協同組合
株式会社タウ 広報部
TEL   : 048-601-0820
E-mail : pr@tau.co.jp
URL     :  https://ethos.or.jp/

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