エートス共同組合

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埼玉県越谷市と災害協定を締結~放置・立ち往生車両をレッカー移動し、被災地の早期復旧復興に対応~

エートス協同組合(拠点:埼玉県さいたま市、理事長:宮本 明岳(株式会社タウ 代表取締役社長))は3月21日、埼玉県越谷市と「災害時における車両の移動等に関する協定」の締結式を執り行いました。本協定は、災害時の迅速な道路啓開によって復旧活動に貢献することを目的としております。

左: 埼玉県越谷市 福田市長
右:エートス協同組合 加藤事務局長(株式会社タウ 上席執行役員)

■災害協定の経緯と目的
近年は日本各地で異常気象が発生し、いつどこで甚大な災害が起きてもおかしくない状況にあります。大規模な自然災害が発生した場合、発災時には人命救助やライフライン復旧のために、緊急通行車両の通行を確保する「道路啓開」や被災車両の処分が重要となります。このたび協定を締結した埼玉県越谷市は、車両保管場所の確保をはじめとする、発災時への備えの重要性を再確認されたことから、有事の際の地域復興に寄与するべく協定締結へといたりました。

本協定では、越谷市において迅速な救命・救出活動や緊急物資の輸送が行われるよう、当組合が被災車両のレッカー移動等によって放置車両や立ち往生車両等の移動を支援し、円滑な復旧に資することを目的としています。

締結式で福田市長は、「当市も防災対策を行っているが、近年の災害は大きなものが多く、行政だけの災害対応は困難である。エートス協同組合との連携により災害対応力が強化され、また、迅速な道路啓開に貢献いただけることが、非常に心強い。一層の協力と支援をいただきたい」と述べました。当組合加藤事務局長は、「昨今地球温暖化の影響で台風や線状降水帯による豪雨など、各地で水害被害が多発している。越谷市でも近年何度も内水氾濫の経験があり、本協定は、そういった災害が発生した場合に迅速に対応することで被害を縮小化、あるいは災害復興に貢献することを目的にしている」と述べました。

今後もエートス協同組合は越谷市と連携を深めると共に、災害発生頻度が高いとされる地域に対しても、発災時の早期復旧・復興貢献できるよう、活動を全国へ拡大してまいります。

■協定内容
(1)被災車両のレッカー移動による道路啓開
   市の管理する道路上で走行不能となった被災車両を、市の指定場所にレッカー移動し保管。

(2)防災訓練時の参加協力
   市が開催する防災訓練への参加協力。

(3)被災車両の処理提案
   希望する住民への、修理・買取・廃車・レンタカー等のサービス提供。

■エートス協同組合について
ゼロ・エミッションに取り組み、人々が暮らしやすい地球環境の創造に貢献することをミッションとし、その想いに賛同した自動車関連企業で構成された協同組合となります。「災害支援」「環境保全」「人材の循環」に関して各社のリソースを活用した活動を通じ、地球規模での循環型社会を目指します。

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